2009年3月22日日曜日

討論番組 《嫌いシリーズ その2》

テレビで時々放送されている「討論番組」が嫌いです。その理由ははっきりとしなかったのですが、最近、ちょっとわかってきました。

それは、「相手の意見を潰し合っているから」なのではないかと思います。

番組を見ていると、

「いや、それは間違っている」
「いや、わたしはそうは思わない」
「いや、それは論理のすり替えだ」

などという言葉がよく聞かれます。

これって、意味があるのでしょうか。ただ単に、「わたしは他の人よりも正しい」ということを示したいだけのように聞こえます。もっというと、「わたしは、誰よりも頭がいいのだから、わたしの言うことを聞くべきだ」という言っているように聞こえます。身近にこんな人がいたら、とても鬱陶しいと思うはずです。これを堂々とテレビでやられてしまうのだから、うんざりします。

純粋に「議論をする」という場合なら、最初から「目指すべき」到達点やゴールを設定する必要はないし、コンセンサスをはかって結論を一致させる必要もないと思います。

でも、番組として何かまとまった結論を示したい、という立場も理解できます。それならばせめて、これまでの他の人の発言を「つぶす」のではなく、「生かす」方向で議論を進めていただければ、視聴者としては(というよりわたしとしては)、番組を見る気になります。「生かす」ためには、番組出演者も他人の発言を不必要に遮ってはだめで、きちんと聴かなくてはなりません。このため、番組を見る側としてはそれぞれの人の意見を落ちついて聴くことができます。

少し話がずれますが、「お笑い芸人」の方の中にも他の人の発言を「生かして笑いに変える」のがうまい方とそうでもない方がいて、やはり前者の方が人気を勝ち得ているように見えます。

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