2009年2月24日火曜日

文部科学省 その1 ~セクハラ被害・1つめ~

さてさて、文部科学省(以下、本文内では「もんか」と表記します)での体験について書くことにしたはよいのですが、何から書いてよいやら迷います。
あまりにもエピソードがありすぎて。

でも今日、あることがきっかけで、最初の話を何にするか決めました。

このブログを始める前、わたしは自分のちょっとした「思いつき」を、メールをメモ代わりにして残しておりました(今でも時々やります)。
それで、今日なんとなく昔のメールメモを見返していたのですね。すると、こんな文章が残っていました。

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今日(正確には昨日)、飲み会で身体を触られた。
セクハラ被害を経験してしまった。
「やめろって言えばいい」と言われたが、
それよりも先に、触るなよと思った。
人の身体に勝手に触らないことって大人としては常識だと思っていたが、
触ってきたということは、
常識がないのか、わたしをバカにしているかだ。
気安く肩を触ってきたりする奴には「触らないでください」と言おう。
でも絶対、角がたつなー。
それが悩みなんだよ。

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詳しい日付は述べませんが(気が向いたら書くかも)、夏ごろの飲み会で身体を触られ、傷ついた、という話です。

この飲み会でのエピソードは、今でも鮮明に覚えていて、不快な記憶として残っています(被害を受けた当日、家で泣きましたし、今でも思い出しては悔しい気持ちでいっぱいになります)。でも、こんなメモを残しているなんて覚えていませんでした。それを今日偶然見つけることができ、自分がきちんと記録を残していたことにちょっとした感動を覚えました。そこで、このメモをもとに、最初のもんか話を書き始めようと思います。
題して、「セクハラ被害・1つめ」です。

ちょっと長くなりますが、続けて書きます。

上の文章内での「飲み会」の時、わたしの在籍していた課の「課長補佐」という役職の男性・S氏が、「おまえは姿勢が悪い。ほら、背中とか伸ばして」などと言いながら、わたしの背中や肩に突然、両手でべったりと触ってきたのです(その飲み会は、課の人ならばほぼ強制参加でしたので、こういう人とも同席しなければならないわけです)。

わたしは確かに姿勢が悪く、過去様々な人からそれを指摘されて、治せと言われてきております。しかしながら、それを理由に男性から身体に手を伸ばされたのは今までなかったので、ショックを受けました。

また、単純に触られたこと自体非常に不快でしたが、以下のような意味でも許せない行為だと思いました。

・わたしの姿勢を治す気があって触ったのではない。
S氏がものすごく軽々しく手を伸ばしてきたのを覚えています。身体に触ることで人の身体の不調を治せる、という特別な人も世の中にはいると思いますが、少なくとも、S氏が触ったところでわたしの姿勢が矯正されるわけがありません。「ただ単に、触ってきただけ」でした。

・「人の身体にむやみに触るべきではない」という、人としてのルールを破った。
こういう考え方って、わたしとしては大人の常識だと思っているのですが、共有できない人もいるようですね。わたしは、異性であろうと、同性であろうと、年齢差があろうとなかろうと、親しかろうと心理的距離があろうと、誰に対しても、どの部分であろうと、必要なく人の身体には触るべきではないという考え方をしております。S氏がわたしの許可なく、突然身体に手を伸ばしたということは、「わたしはS氏から人として扱われていなかった」ということであると、わたしは解釈します。触るところが胸や尻でなく、背中や肩である場合も同じです。
法的には、接触の部位・強弱に関わらず、本人の意に反して身体に触れた場合、「強制わいせつ罪」にあたると、ある本で読みました。

・無意識的に(もしかしたら意識的に)身分の差を利用したセクハラであること。
仮に目の前に姿勢の悪い人がいたとして、その人がS氏の上司であったとしたら、S氏は気安く触っただろうかと考えると、それはしなかっただろうと考えられます。上の人は尊重するというタイプの人物でしたから(典型的なお役人気質ですね)。
ところが、わたしに対しては触るという行為を(気軽に)してきました。これが意味するところは、彼が「こいつなら触っても、問題にはならないだろう」と、意識的にか無意識的にか考えていた、ということに他なりません。事実、わたしは「非常勤職員」という弱い身分であり、様々な場面において「言上げをする・自分の考えをはっきり示す」ということがなかなかに難しい立場だったのです。また、わたしには、先々のことを考えて言うべきことを言わないでおこうと考えてしまうところがあり、「おとなしい性格」という印象を周りに与えていました(このあたりのことはまた別項で書きたいと思います)。こういった事情から、S氏にとってわたしは、「比較的触りやすい対象」となっていたと考えられます。まともな大人であれば「触りやすい対象」などという概念は持たないと思いますが。
「身分の差」とは違う話ですが、では電車の中で姿勢の悪い女性を見かけたら、S氏はその人に触るでしょうか。それは絶対ないですよね。痴漢ですからね。ならば、飲み会で、相手が年若の非常勤職員であれば、触ってよいということになるのでしょうか。ありえない話だと思います。

・わたしを自分からそばに近づけた上での行為であった。
そもそもなぜ触れるような距離にわたしとS氏がいたかというと、S氏(およびS氏の周りにいて話をしていた人間)が、長いテーブルのほとんど対角線上にいたわたしを自分の隣の席に呼びつけたためです。わたしとしては、断ることもできず行かざるを得ない。嫌々移動させられ、姿勢について説教をされた上での、接触行為でした。卑劣だと思います。

・「男女共同参画」に関わる課の課長補佐である、ということ。
非常にがっかりさせられるのは、実はわたしが在籍していたのが、「男女共同参画」に関わる課であったということです(もう、課の名前をほとんど言っているようなものです)。そしてS氏は課長補佐です。この皮肉、わかっていただけますでしょうか。男女が共に社会に参画していくという動きを促すためにある課の課長補佐が、職場の飲み会でのセクハラというものにここまで鈍感なわけです。これが現状なのです。悲しくなります。

こうやってまとめてしまうと、わたしの抱いた「感情」の部分は伝わりづらいかもしれませんね。そのときは、ただただ「気持ち悪い!悔しい!」という思いをとにかく強く抱いていたというのが正直なところです。
(こんなに冷静になってまとめようと思えるようになったのも、最近のことなのです。それまでは振り返ることすら苦痛でした)

ちなみに、その場にいた周りの数名は、触る行為を止めようとしていました。しかしながら、ここまでに書いたことからおわかりのとおり、S氏本人に「悪いことをしている」という意識はなかったようで、制止する声がとんでも、きょとんとしていました。もちろん、後で謝罪してもらうなんてことは一切ありませんでした。きっと触ったこと自体、全く覚えていないのではないでしょうか。

なお、上記のメモメールの中に、「「やめろって言えばいい」と言われたが、」、という箇所がありますが、誰に言われたのか覚えてないし、そもそも言われたのかどうかの記憶があいまいです。当時の記録として書いているのだから、言われたのでしょう。しかしながら、「それよりも先に、触るなよと思った。」という文が後に続いているとおり、やめろと言わない/言えない人間が悪いのではなく、触る方が絶対的に悪い、という考え方をわたしはしております(当時も今も変わらず)。このことに関しては、もっと掘り下げた話をまた書きたいと思います。

長くなって失礼しました。
以上が、わたしがもんかで受けたセクハラ被害のケース1です。セクハラに関しては、実はまだ別のエピソードがあり、語りたいこともあるので、これもまたあらためて書きます。
また、そのほかにももちろん、様々な切り口から語るべきエピソードがあるので、少しずつまとめていきたいと思います。

もんか話 その1でした。

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